てんだいしゅう げんきざん じょうらくいん さいしょうじ
天台宗 眼亀山 常楽院 最勝寺
●住 所:桐生市錦町2-14-31
●TEL:0277-44-7709  FAX:0277-43-3945
【本  山】 比叡山延暦寺
【本  尊】 薬師瑠瑞光如来 【開  山】 
【開  基】 常見隠岐守 【開  創】 天亀2年(1571年)
【住  職】 林行弘
年中行事
◆秋彼岸会中日 大施餓鬼会
◆毎月8日 薬師秘供
◆毎月18日 観音秘供

 戦国時代の末、織田信長が天台宗総本山比叡山延暦寺を焼き払った元亀2年(1571年)桐生の地に当山が同じ天台宗の寺として開かれました。その後明治までの間に何度かの火災に遭い、古を記す史料を焼失、残念ながら往時を詳しく語る事は出来ません。それでも『桐生市史』や『新宿古図』などで、かつての当山の姿を多少知る事が出来ます。それによると、江戸の頃までは、こんもりとした杜の繋る境内が広がり、その中に本堂、観音堂などいくつかの堂宇が並び、門前より伸びた道に沿って新宿村がつくられた事がわかります。そして雷電神社の祭祀も当山が別当職として執り行っていました。
 それが明治に入ると、廃仏毀釈や市街地整備により境内地が削られました。特に新宿通りを本町通りと結ぶために新道が境内の中央を貫く事になり、寺の姿は大きく変わる事になりました。かつては当山の参道とし生まれ栄えた道が、今度は当山に大きな犠牲を強いた事に歴史の皮肉を感じます。
 その後、昭和57年に本堂を新築。また町なかの寺故の手狭な境内を補うべく、平成2年には市内西久方町の北中学校裏に「最勝寺霊園」を建設しました。山の斜面を使い東向きに造成した霊園からは、春は桜の花の向こうに、秋は色づいた山々にいだかれた桐生の街を一望する事が出来ます。
 当山の本尊は薬師瑠璃光如来で、宝暦年間に勢多、山田の有志により祀られたものとされています。現在は日光、月光両菩薩を伴い、更に眷属である十二神将を従える姿で安置されています。
 本尊の他、六観音、慈母観音、地蔵菩薩、不動明王を本堂にお祀りし、また胎蔵界・金剛界の両大日如来などの石仏を境内や霊園に安置しています。このうち本堂の地蔵菩薩像は、桐生では数少ない平安時代のものとされています。

本堂
昭和59年落慶

内陣
本尊薬師瑠璃光如来宝前

堂内
六観音宝前

も ど る
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